

就職に関しては、よくこのような問いかけを耳にしますが、本学に来る病院や施設からの「求人票の数」に関しましては、実は今も年々増えています。
近年の医療の高度化から四年制大学卒の理学療法士への期待が高まっていますが、中でも神戸学院大学は歴史ある総合大学であること、理学療法士養成課程としても古い歴史をもち社会の要請に応え続けてきたことから、本学科への求人数が増え続けていると考えています。
ですから、「就職先がない」ということは決してありません。
さらに、本学の特色である「理学療法士」と「健康運動実践指導者資格」のダブルライセンスにより、就職活動を有利に進めることができます。
次に「就職率」に関しては、本学本学科では、開学部以来、就職希望学生はすべて就職しています。
つまり、本学部ができてから本学生の就職率は100%を継続しています。
本学科では、3年生から「マナー講習会」や「就職セミナー」といった就職のためのセミナーを開いています。
また、就職担当委員の教員やゼミの担当教員も就職に対するアドバイスを学生に適宜行い、適切な就職先に就職できるようなサポート体制をとっています。
スポーツ障害への関心の高い学生は多いです。
ただし就職となると、そういったスポーツ障害を専門にしている病院やクリニック自体がまだ少ないのが現状です。
ですが、スポーツ障害に対する理学療法の需要は今後も増えてくると思われます。本学ではスポーツ障害を学ぶ授業に加え、健康運動実践指導者の資格取得のための科目もあります。
また学生トレーナー部というものがあり、その部員の多くが理学療法学科の学生です。
本学ではスポーツ障害に対する理学療法の考え方を正しく学んで、スポーツ障害に携わることのできる理学療法士の育成にも力を入れています。

健康運動実践指導者という資格は、健康づくりのための運動指導をする専門家というものです。
具体的には、運動指導の対象者に対して、ウォーキング・ジョギング、水中運動、エアロビックダンス、レジスタンストレーニングなどを指導します。
一般にはスポーツインストラクターや地域のスポーツ指導者といった進路が考えられますが、理学療法士がこの資格を持つことで、通所リハ(病院などに通い体の機能の維持向上をめざしてリハビリテーションを行う介護サービス)や健康増進施設などで、大勢の人たちを前に転倒予防教室や運動指導などをする際に役立つスキルを学ぶことができます。
またテーピング実習などもあり、スポーツ分野に関心がある学生にとってもメリットがあると思われます。
はっきりいって大変です。
理学療法は医療分野であり、ヒトの体の構造・しくみから、いろんな動作のメカニズム、病気やけがの理解、そして治療技術の習得や患者さんを取り巻く環境について考えること、医療制度、そして人の気持ちを理解し、コミュニケーションをとることのできる能力など、全人的な能力を身につける必要があります。
そのため授業もたくさんの科目があり、実習や病院実習科目も多いです。
でも、それだからこそやりがいのある仕事につけると思います。この職種に興味があれば大丈夫です。大学の勉強は高校までとは違い、自ら興味を持ち、疑問を解決していくことです。
知らないことを学ぶということはとても楽しいと感じて欲しいと思います。

可能です。
総合大学であり、たくさんの部活動やサークルがあります。
また、各種奨学金も受けることができます。
神戸学院大学では学生のうちおよそ3分の1が下宿生活をしています。
有瀬キャンパス近辺には徒歩で通える物件が多く、家賃も約2万円~5万円ととてもリーズナブルです。
有瀬キャンパスの文具店が不動産業者と協力して物件の紹介を行っており、大学の学生支援事務室でも相談を承っています。
また、心身の健康面で安心して学生生活を送れるように、学校医や専門のカウンセラーによるサポート体制も整っています。
本学では臨床実習が4年 次の前期で終わることから、国家試験の勉強のための十分な期間が設けられています。
4年次後期の国家試験対策では、学生が苦手とする分野や問題解答の ポイントについて、専門の教員による集中講座が行われます。
また少人数での自習室が割り当てられ、落ち着いた環境での勉強が可能です。
定期的に国家試験模擬試験も行われ、達成度を確認することができます。
これらの対策により、毎年高い合格率を達成しています。