こんにちは!理学療法学科教員の南です。
今日は、臨床実習前のオリエンテーションという大事な日。
・臨床実習地の発表や、各臨床実習の目的や到達目標の説明
・臨床実習に向けて準備するもの(定期、宿泊先の確保、ワクチン接種の証明、実習に関する保険など)
・臨床実習に対する心構えについてなど
各担当の先生や事務の方などが丁寧に説明してくださいました。
当然、全員出席が義務づけられています。
この時期になると、一気に臨床実習に対する現実味が増すように感じます。
若干、皆の表情も引き締まって見えます。
僕の授業でもこれくらいの緊張感が必要かなぁ(笑)
↑ 「実習の手引き」というマニュアルを使って、熱心に先ほどの説明を確認している心掛けの良い学生たち。
↑ 「実習の手引き」は大事なことがたくさん載っています。
みなさん、穴があくほど、手垢がつくくらい、何度も確認しておいてくださいね。
笑顔も若干硬いかなぁ。
(でも、なんで取材の写真がカメラ目線で記念撮影になってるんですか?福元先生!)
今回の実習前オリエンテーション後に、実習に対する今現在の気持ちを、竹本君、中村君、大山君の3人にインタビューしてみました。
南)オリエンテーションが済んで、いよいよ実習という感じになってきたと思いますが、今の不安度は何%くらいでしょう?
竹本)実感がだいぶ湧いてきて、
不安は、う~ん…89%くらいですかねぇ。(高っ!)
中村)70%くらいですね。
実習前テストができなかったからなぁ。(反省⤵)
大山)75%くらいっす。(軽っ)
南)この時期は実習に対するリアリティがなかなか持てない分、まずまず不安が高めに出ているようですね。
では、その不安を払拭するのに、今からどんな準備をしようと思いますか?
中村)とりあえず実習前テストができなかったので、基礎から叩き込んで実習に向かいたいと思います。
竹本)テストの復習をしっかりするのと、OSCEなども目前にあるので(運動療法などの)実習的な練習もやっていきたいです。
大山)そろそろ勉強しないと、という感じですかねぇ。
でも、やってみないとというか、とりあえず、打席に入らんとわからんかなっていう感じですかねぇ。(大丈夫かなぁ?)
南)一方、実習に対する期待はどんな感じでしょうか?
竹本)患者さん(との理学療法)を初めて経験できたり、日頃から患者さんと接されている理学療法士の先生からも理学療法に対する考え方など学べたらいいなと思います。
中村)僕は2年生の実習では高齢者の方の施設だったので、病院は初めてなので、その分期待は大きいです。
将来像みたいなものが、見つけれたらと思います。
大山)僕も、現場の色々な理学療法士の方にお会いし、こうなりたいなぁって思えるような像に出会えたらと、今は思っています。
あと、香川みたいに遠くの実習地に行けるのは楽しみです。(そこかいっ!)
南)それぞれ皆、前向きな発言でいいなぁと思います。
では最後に、一番は初めに向かえる臨床評価実習に向けての目標は?
中村)心が折れないように…。(弱気は禁物やで‼)
大山)おもっきりバットを振るっていうか、やれることは全て積極的にやってこようと思います。
(いいこと言うてんのか、何かわからんな~?)
竹本)僕は、とりあえず切り抜けていきたいと思います。
南)スーっとな。
竹本)はい、スーっと。
南)何が「スーっと」やっ‼
ということで、この時期の学生の皆さんは、不安と期待が入り混じったような状態だということがよく分かりました。
また、実際に臨床を経験したら違うインタビューの内容になるのかなと思います。
彼らが、成長して帰ってくるのを楽しみに待ちたいと思います。
次回は、バイザー会議の中継を予定しております。さらに、こうご期待‼
今回は以前授業でも紹介した、運動学習理論に基づいた課題志向型アプローチにおける評価の実践的な進め方を、基本動作を例に下図に示します。
課題となる動作を評価する際は、いつもこの3つの観点から評価を行うことが重要ですよ‼
みなさん、もし忘れていたら授業ノートや教科書を出してきて復習しておいてくださいね。